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特殊塗料は塗装が難しい? そんなことはありません!

焦らずしっかりと作業すれば、簡単にプロ並みの仕上がりが実現します。ポイントをしっかり確認しながら挑戦してください。

 
まずは塗装したいものが何の素材で出来ているかを確認してみましょう。
品物に素材が表記されていれば参考に出来ます。
また、皮製品などは、皮独特の香りがするかどうかでも判別の参考になります。

素材が良く判らない場合は、目立たない場所で必ず試し塗りをして下さい。一見同じ素材に見えても、部位によって違う素材を使い分けている商品やパーツもあります。仕上がりを左右するので慎重に。
 

インテリア塗料は通常の塗料よりも粘度が強く混ざり難い為、予め塗料を良くかき混ぜてください。スプレータイプは、ぬるま湯にしばらく浸けてから缶を5分以上振って、良く混ぜてください。

特に寒冷時はしつこいくらい良く攪拌して(スプレーは5分以上良く振って)ください。充分に混ざっていないと本来の性能を発揮できないだけでなく、スプレーの場合は最後まで使い切れない場合があります。

 

塗装する物体の油分、ホコリ等を専用マルチクリーナーで除去します。この作業は塗装の仕上りを左右しますので丁寧に行うようにしてください。せっかく塗装が上手く行っても剥がれたり、化学変化でひび割れを起こす場合がありますので、他の脱脂剤は使用しないでください。

くれぐれも丁寧に作業してください。油分や汚れ・ホコリなどが残っていると、塗装が乗らなかったり剥がれてしまいます。

 
塗料がノリ難い材質(PP等)や、塗装前に見立たない部分で試し塗りした結果、密着が悪い場合は専用下地処理剤を塗ってから塗料を使うようにしてください。この場合、下地処理剤が完全に乾く前に塗料を噴きかけていくように施工するとより強力に密着させる事が出来ます。(完全に乾いてしまうと密着しない場合があります。)
 
インテリア塗料であれば、良く混ぜてから塗料カップに注ぎ塗装を開始します。初めは薄く均等に塗装し、30分ほど乾燥させます。1膜目の塗膜が密着したら、あとは塗装と乾燥を繰り返し塗り重ねていきます。しっとりと仕上げる為にも塗膜をしっかり重ねて行く事でより質感が向上します。スプレータイプも同様で、良く缶を振って中身を軟らかくさせた上で、初めは薄く、徐々に塗膜を重ねて塗装してください。
 

カラー塗装が終了したらお好みに応じてクリア塗装を行います。ツヤ有とツヤ無が設定されておりますので、お選びの上で塗装してください。

インテリア塗料の塗装後はしっとりとした半ツヤの状態で仕上がります。ツヤを抑えながら塗面を保護したい場合はツヤ無しクリアを。ツヤを出したい場合はトップコートクリアを使用してください。クリアは湿度が低い時に塗装してください。湿度が高いとクリアの仕上がりが曇ってしまいます。

 
塗装後は充分に乾燥させましょう。(夏場でも24時間以上)塗装面と塗装面が密着するような場所は、塗料同士が反応してくっついてしまう場合があるので、市販のレザーワックスなどで保護してください。塗装面が汚れてしまった場合は、マルチクリーナーを使用するとキレイに落とすことができます。塗装は強力に密着しますが、素材が傷つく程の深い傷や、シンナーなどの有機溶剤には耐えられませんので、注意してお取り扱いください。
 
 
ビニルレザー(PU/PVC製レザー)

ビニルレザーに通常の塗料を使うと質感はいかにも『塗装』と言う雰囲気になりがちです。それは塗料の粒子がビニルレザー表面のシボ模様を埋めてしまう事になるからです。ビニルレザーは本革ではございませんが、その高級感を再現しているものが多く、せっかくの特徴を塗膜が台無しにしてしまう事が考えられます。また伸縮するビニルレザーに塗料がついて行けずに、塗装が剥がれたり割れたりしてしまいます。Custom Queen のインテリア塗料は、自動車の内装樹脂や家庭用ビニルレザー製ソファなどに塗装する事を目的に製造された特殊な塗料です。その仕上りは塗料がビニルレザーの表面に浸透し、まるで元からの色がこうであったかのような錯覚に思われる事でしょう。内装素材にはビニルレザー・樹脂に最適のインテリア塗料をご使用ください。

※PU=ポリウレタン、PVC=ポリ塩化ビニル
◆インテリア塗料は、PU・PVC・PP・ABSなどの合成樹脂・ビニル素材に適しておりますが、必ず目立たない場所で試してからご使用ください。

 
PP(ポリプロピレン)樹脂

本来は塗装がノリ難いと言われているポリプロピレンですが、専用の下地処理剤と組み合わせて使う事により、通常の塗料よりも密着した塗装を施す事ができます。下地処理剤を塗布した後、完全に乾くまで待たずに塗装を施す事でその効果が生まれます。一般的な塗装の下地処理とは少し違うと思いますが、特殊塗料ならではの方法と言えます。上色を綺麗に出す目的で下地塗装を行う事はありますが、基本的には液状の専用下地処理剤を使っての処理だけで密着性を高める事ができます。専用品ですので成分同士がぶつかる事無く最適な状態での密着塗装が行える事になります。


 

 
 
 

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